東京からでも場所によっては冬なら富士山がを見ることができる。
でも、夏の富士山が東京から見えるのは珍しい気がする。
富士山を見ながら何故か父親の事を思い出した。
もう亡くなってから7年経つ。
最初の頃は実感がなくて、新盆を迎えてもなんだか居ないという事実になれなくて、「ただいまー」とか言いながら普通に帰ってきてご飯食べてそうな気がしていた。
あれから7年経って、居ないことになれてしまった自分がいる。
そんな事に気づいてしまってなんだかすごく切ない。
父親の亡くした悲しみや痛みは残っているけど、時間が経つにつれて少しづつ「忘れる」事によって悲しみや痛みが消えていくものなのかな。
でもやっぱ未だに不意に思い出して、泣きそうになったり、なんか本当に胸が痛くなる。