スティーヴ・ライヒ 80th ANNIVERSARY《テヒリーム》へ行ってきた。 前回の2012年から約4年ぶりの来日である。
前回も聴きに行ってるので今回で2度目だった。
今回のほうが良かったと思える。
今回演奏した曲
- クラッピング・ミュージック
- マレット・カルテット
- カルテット
- テヒリーム
今回もライヒとコリン・カリーのクラッピング・ミュージック
前回同様に、今回も最初の演奏はコリン・カリーとライヒによるクラッピング・ミュージックだった。
もうこの曲を聴き始めるとこれからはじまる素晴らしい演奏を想像してワクワクしてしまうのだ。
ライヒは作曲家だけれどやっぱ本人の演奏が聴けるのって素敵。
Colin Currie and Sam Walton perform Steve Reich’s Clapping Music
5オクターブのマリンバの音に感動したマレット・カルテット
マリンバの音低音の音の響きが素晴らしすぎた。
おそらくオーディオ機器ではうまく再現出来ない響き。
カルテッドのピアノの低音よりもマレット・カルテットのマリンバの低音のほうが好きであり、本当に印象に残った。
この曲はまた是非生演奏を聴いて低音を楽しみたい。
"Mallet Quartet" - Steve Reich
テヒリームが素晴らしすぎて死ぬかと思った
生演奏のテヒリームが素晴らしすぎて本当にやばかった。
本当に美しかった。 今まで目で見たものどれよりも美しかった。
演奏なのに目で見える美しさがあった。
ここまで美しいと思ったものはあったのだろうか?
最後終わった後の拍手をもう少し遅くしてほしかった。
もっと余韻に浸っていたかったのだ。
それぐらいに素晴らしい演奏だった。
スタンディングオベーションというのを初めて体験した気がする。
とにかくいくら拍手をしても足りないのだ。
それぐらいに素晴らしい演奏だった。
Tehillim, Steve Reich - Part 1
ペンギン・カフェ・オーケストラ
ちょっとライヒとは違うのだが、今回のコンサートでもらったフライヤーの中でペンギン・カフェの公演のチラシが気になって、調べた。
父親の方のペンギン・カフェ・オーケストラのPerpetuum Mobileに衝撃を受けた。素晴らしすぎる。
本当にこの曲も美しい。これは是非生で聴きたかった・・・。
しかたないのですが、とりあえずペンギン・カフェの来日の際は聴きに行こうと思う。
Penguin Cafe Orchestra - Perpetuum Mobile
最後に
2012年以来、約4年ぶりのライヒ。
前回も素晴らしかったけど、今回はもっと素晴らしかったと感じた。
本当に今回のほうが素晴らしかったか、自分の聴く能力が上がったのかはわからなかったけど、本当に素晴らしいコンサートであった。
ぜひライヒには長生きしてもらい、次回また日本に来ていただきたい。
最後の最後に
2008年のときに動画がyoutubeにアップロードされていた。
思えばこの放送をBSで見て、感動したのがスティーブ・ライヒとの出会。 Tehillim本当に素晴らしい音楽に出会えてよかった。